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鹿島アントラーズVS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

カップ戦とはいえ、ついに公式戦が再スタートを切った。ノックアウトラウンド初戦、横浜F・マリノスの相手は前年王者の鹿島である。勝ち方を知る強敵との戦いに多くのサポーターが詰めかけ、狭いサポシアウェイはぎっしり。同時に、トリコロールのエリアにはサッカーがある週末の幸せな空気に溢れている。さあ、ゲーム再開だ!

●試合データ

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早朝からザックジャパン、というか栗原勇蔵をテレビで応援していたのもあって、実は鹿島まで行くのが面倒だったりしたのだが、開門を30分ほど過ぎてスタジアムに到着すると席は結構埋まっている。もつ煮だハム焼きだと並んでウロウロしていたらやっぱり楽しくなってきて、やはりサッカーのある週末はいいもんだ。

そんな訳で、F・マリノスはザックジャパンで頑張った勇蔵に代わり、ここまで不在を埋めてきたファビオが先発。それ以外はベストメンバーで、十日町キャンプなど中断期間でのレベルアップも楽しみだ。一方鹿島も、新加入の中村の先発が目を引くがこちらもベストメンバーといった様子。とにかくF・マリノス戦で結果を出すジュニーニョもベンチに控えている。

試合開始前、カート・アングルのテーマ曲『I Don't Suck』にのせてF・マリノス選手紹介。続いて鹿島の選手紹介が終わると、あちらのゴール裏にスルスルと出てくる〝Just bring it!〟のビッグフラッグ。ザ・ロックの決め台詞じゃないか。こちらがヒールであちらがベビーフェイスとでも言いたげだ。

その後も、マジシャンの出すハンカチか?! ってくらいビッグフラッグが次々と出され、散々待たされての選手入場だ。

さて試合だが、ここからはいつもとちょっと違う。実はこの試合珍しく録画を見ていて、さらに今年のマリノスをテレビで観るのも今年初めて。正直、スタジアムで観ているのと大分印象が違ったのでそのへんも含めて書いていこうと思う。

まず前半だが、スタジアムでは結構拮抗した展開に見えたのだが、録画を見返すと完全にF・マリノスペースだった。結果を知って観ているからというのもあるのだが、セカンドボールを拾っての波状攻撃という、F・マリノスが意図するサッカーが出来ていた。一方アントラーズのカウンターも鋭くて、度々ゴールを脅かしていたのだが、逆に言えばカウンターしかチャンスが無い状況。F・マリノスの、連動した守備の強さ、寄せや切り替えの速さは想像以上だった。

中でも圧巻だったのは中村俊輔だ。得点となったFKは、サンドに来た相手選手2人を体を上手く使ってのステップでかわして得たもの。美しい弾道を描いてゴールに突き刺さったあの芸術的なFKも素晴らしかったが、ファウルを得たその前のプレーも素晴らしいものだ。このFKで先制したF・マリノスは、その後もカウンターの危険なシーンも哲也のファインセーブでしのぎ無失点で前半を終える。最大のピンチだったダヴィがフリーで吹かした場面だが、シュートコースにちゃんと中町が入っていたので、それが目に入って上隅を狙ったのかな? という感じ。

一方後半も、立ち上がりからマリノスペースだ。相変わらず厳しい守備で鹿島の反撃を許さない。が、後半も30分に差しかかろうとしたあたり、哲也の斯好セーブに阻まれるも、大迫の危険なカウンターから流れをつかみかける。が、その流れを断ち切ったのはマリノスの素晴らしいカウンターだった。ドリブルで持ち上がった俊輔が、絶妙なタメからマルキーニョスへのパス。さらにサイドを追い越してゆく小林にパスが渡り、切れ込んでいったフリーのマルキーニョスへピンポイントのクロスが上がりドンピシャヘッド。決定的な2点目が入る。新婚の小林はこの日も好調で、特にクロスの精度は素晴らしい。前半も、マルキに決定的なのを1本上げていたが、今の小林はフリーで上げたクロスはほぼ狙い通りに上げられているんじゃないだろうか。

終盤、余裕が出たマリノスは無難にゲームをクローズ。アウェーゴール2点の完封勝利とという完璧な結果を手にした。

さてさて、今年初めてのテレビ観戦をしてみての感想は、少々手前味噌ではあるが、「マリノス強いじゃないか」であった。安定した守備はもちろんだが、パスを細かくつなぎながらゴールを脅かすことも数度あって、予想以上の強さを感じさせる試合である。まあ、鹿島はあんなもんじゃないと思うけどね。

一方、テレビじゃ解りにくいこともあって、それが顕著だったのが鹿島のヒールっぷり(笑)。傷んだ選手を目の前にしてもプレーを続けるのは当たり前として、こちらが出したボールは返さないし、返してもタッチラインだしと、そのプレーっぷりにロック様のようなカッコ良さはまるで無かったよ。

というわけで、スタジアムで観て録画で観てというのが良い見方なのかなと今回思った次第である。

2点をとっての完勝といっても、まだまだ前半の90分が終わっただけで勝ち抜けが決まったわけじゃないので、あんまり喜ばないけど週末残り90分をしっかり戦って本当の勝利を喜びたいよね。

ところで、コーンチップもらえた方ていらっしゃったんでしょうか? 僕は残念ながらもらえませんでした。ホームでは、勝ち抜けとコーンチップの二兎を得ようと思っとります。

ではでは。

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明日の楽しそうなことをオフィシャルサイトでチェックする/鹿島編 (ナビ杯) [イベント]

いよいよヤマザキナビスコカップも決勝トーナメントに突入。久々のF・マリノスワクワクが止まらないわけだが、せっかく遠くまで行くのだからオフィシャルサイトで楽しそうなことをチェックだ。

 

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もつ煮! ハム焼き!! 以上!!!!

 

……。仕方ないじゃないか。本当に何も無いんだから。

 

まあ、ある程度予想していたが、サポシアウェイは隔離されているため彼ら自慢のスタグルもほとんど楽しむことができず、イベントも無くといった感じである。ジーコ像もいい加減見飽きたしな。

 

がしかし、あちらにとってはこのVS横浜FM戦は結構なビッグイベントの様子。何といっても4.000名無料招待だ。今日の段階で13.000とか発券してるからすげぇななんて思ってたんだが、アントラーズさん太っ腹だな。

 

あとイベント的なものといったら、冠スポンサー様のヤマザキナビスコがコーンチップ7万個を無料配布というのがあるのだが、こちらも太っ腹。ビジター側では配られるのかしら?

 

待ちに待ったF・マリノスの公式戦である。しかも、負けたらそこで終了のトーナメント戦で相手はディフェンディングチャンピオンである。そんな試合、つまらない訳がない。むちゃくちゃ楽しみだ。

 

ところで、それなりにスタグルを堪能した気にさせちゃうもつ煮、ハム焼きの威力はやっぱり凄いな。というわけで、スタジアムで会いましょう。アディオス!


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スフィーダ世田谷VS愛媛FCレディース [プレナスチャレンジリーグ]

だいぶ前のことになってしまったが、先週の日曜日サッカーを観に行ったのでそのことを少し。

 

観に行ったのはプレナスチャレンジリーグ第11節のスフィーダ世田谷VS愛媛FCレディースだ。僕的に世田谷の試合を観に行くのは2回目だったのだが、雨まじりの天気だったにもかかわらず、試合会場の大蔵総合運動場のスタンドはビッシリ。Jリーグが無いせいか、後はユニだけ着れば●●サポの出来上がりみたいな人もいて、みんなサッカーに飢えているんだなといった感じだ。ちなみに僕は、一平くんTシャツに世田谷のマフラーという、よくよく考えてみたらどっちの応援にいったのだ? という出で立ちだったのだけれど。

 

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試合は、ピッチコンディションが夏の味スタっぽい感じで非常に良くなかったため、お互い長いボールを蹴り合うといった展開。その中で僕が気になったのは、愛媛の15番のFWの選手。DFラインとの駆け引きをするタイプのアタッカーで、オグリは中国で元気でやってるのかな? などと考えながら見ていた。愛媛は、15番の駆け引きや2列目の飛びだしから何度かDFラインの裏に抜けるもゴールを割れず。一方世田谷も、8番の田中選手のフリックや、両ワイドの選手の飛びだしからチャンスを作るがゴールには結びつかずである。

 

試合が動いたのは、後半も半ばを過ぎた70分。その前に2人の選手を交代し推進力を増した世田谷は、角度があるもののゴール近くでFKを得る。それまでセットプレーは山なりのボールが多かったのだが、15番の冨山選手が蹴ったボールは直接ゴールを狙うような鋭いもの。それを、7番の森選手が見事に合わせゴール! 森選手は6試合連続の17得点目で堂々のチャレンジリーグ得点王だ。ちなみに2位は13得点でエルフィン狭山の荒川恵理子選手。元代表を押さえてのランキングトップは凄いなぁ。

 

最後の最後で世田谷の選手が愛媛の選手をゴール付近で倒し、PKか? というシーンがあったのだが、どうやらペナルティエリアの外だった様子。荒れたピッチでラインが見えにくかったのだけど、これはドキッとした。が、最後の愛媛のFKもゴールを捉えることはできず、首位をキープする世田谷の勝利となった。

 

この日は雨まじりなうえ湿度が高くかなり蒸し暑かった。選手にとってはピッチと合わせてかなり厳しいコンディションだったと思うのだが、両チーム最後まで走りきったナイスゲームだった。そして、同じく厳しいコンディションの中90分間通して声を出し続けた両チームサポもおつかれさまででした。

 

この試合の会場だった大蔵総合競技場のスタンドはとても小さくて約500人の観客でかなり満員なのだが、それでも万単位でやっているJのスタンドの雰囲気とあまり変わらなかったりする。歓声や拍手、ヤジ、ため息でスタンドはとても賑やかだ。一方で、やっぱり応援や作法の違いがあって、それぞれ個性があるんだなと感じられてそれがまた楽しかったな。次お邪魔することがあれば、選手紹介の時「オイっ!」ていうところを「オーレっ!」て言わないように僕も慣れなきゃね。

 

一方、世田谷は現在チャレンジリーグ首位で昇格争いの中心にいるチームでもある。熱心に応援している人にとっては、きっと楽しくもヒリヒリするようなシーズンなんだろうな。僕は昇格争いというものを経験したことが無いし、チームが根付いてゆく過程を見守った経験も無い。それはもう横浜F・マリノスがこれまで様々なものをつかみ取ってきた伝統あるクラブだからなのだけれど、そんな(まるでマンガの『ORANGE』みたいな)経験をできちゃう人たちが実はちょっとうらやましかったりするのです。

 

ではでは。


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大阪までの交通手段を考える [旅]

気づけばセレッソ大阪戦まで1ヶ月を切り、切符だ宿だとボチボチ準備を始めてもいい時期。大阪までの交通手段を考えてみた。

 

まさかのガンバと神戸の滑り込みで、例年3、4回はある関西遠征が今年は何と1回だけ。しかもその1回が水曜日というのは、大阪が結構好きな僕としては何とも残念なのだが、まずLCCで行く方法から。

 

今日(6月14日)の時点でジェットスターのホームページを見ると、ちょうど良い成田10:40発~関空12:05着の便が4.690円。一番安い、横浜からJR横須賀線、総武本線で船橋に出て京成船橋から成田空港を目指すコースでは所要時間は2時間で1.610円。さらに関西空港から長居、もしくは鶴ケ丘まで約1時間で950円。13:30分ぐらいにはスタジアムに着ける。片道総額7.250円となかなかリーズナブル。電車に3時間程度乗車するのをどう考えるかだが、行きはあまり気にならない気がする。帰りだと成田からまだ2時間も電車乗るていうのは気持ち的に結構キツイけど。また、東京~成田の直行バス・東京シャトル(片道950円)など格安バスを使えば、横浜〜成田空港を1.400円と若干節約することも可能だ。

 

一方電車ならばどうか? 例えば横浜〜大阪をひたすら鈍行で行くと、横浜5:28発~大阪13:43着で8.190円。所要時間は8時間弱。さらにここから御堂筋線で長居まで270円。トータル8.460円とLCC使用よりかかるうえに、時間もかかってしまいあまりいい方法ではないように思う。これなら、1.540円余計に払ってぷらっとこだまを使った方がいい。

 

で、僕が関西遠征のナイターでよく使うのは昼バスを使った行き方だ。一番早い東海道昼特急3号ならば、新宿のバスターミナル(ややこしいが最寄りは代々木駅)7:50発~大阪駅JR高速バスターミナル16:37着。料金は早割価格で5.000円。ここから御堂筋線で長居まで出るので+270円。ちなみに、横浜ー代々木がJR使用で390円なのでトータル5.660円。もっともリーズナブルだが、開門時間に間に合わないという難点がある(大体スタジアムに着くのが17:15~30)。が、そもそも席の無いキンチョウなら席の心配なんて無いだろと思ってたら、今年から席があるらしいのだ。でもまぁ、平日のゲームだし心配無いとは思うけど。

 

しかし、問題は帰り道。こちらは、少なくとも翌朝には東京、もしくは横浜にいなければならないという人が殆どだろうと考えると夜行バス1択だ。関西で夜のゲームをやった場合飛行機での日帰りはできない。そこで安さを求めるなら例えばJRバスの青春エコドリーム号で早割価格3.500円。それ以外にも探すと3.000円を切るものが山ほど出てくるので探してみるといい。ちゃんと寝ないと翌日キツイというならば、ベーシックな3列シートのドリーム号で早割価格6.000円。また、横浜に到着したいならハーバーライト号で早割価格5.800円。もっとゆったりラグジュアリーにというなら、プレミアムシートが10.000円と選択肢は多い。いずれもJRバス運行で、大阪出発が22~23時台で新宿着7時台なので自分にあった便を選ぼう。

 

また、ウィラーエクスプレスなどJRバス以外でも、快適なシートの便を運行しているので、こちらも探してみるといいだろう。ちなみに、半個室状態になるコクーンは、試合のある7月10日には運行していない模様。1度乗ったことがあるが、映画は見れるゲームはできるで狭いながらも快適だった。トイレが付いていないのが難点か?

 

さて、もっと快適にというならばサンライズ出雲/瀬戸という手もある。これは、高松、出雲市~東京を結ぶ寝台列車だ。大阪を出るのが深夜0:34。横浜6:44、東京7:08となる。一番安いノビノビ座席で11.850円。さらに一番安い個室であるB寝台ソロを使った場合17.640円。うーむ、いつか乗ってみたい。ただし、人気の列車なので早めの予約がいいだろう。

 

というわけで、調べていて東京-大阪のバスの選択肢は本当に豊富だなと思った次第であります。

 

ではでは。


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鹿島までの交通手段を考える/ナビ杯編 [旅]

来週末には長い中断期間が明け、カップ戦の戦いが始まる。そこで鹿島スタジアムまでの交通手段を考えてみた。

 

とはいっても、電車orバスの2択で利便性を考えたらほぼバス1択となるのだよね。

 

まず電車なのだけど、最大のネックは鹿島神宮-鹿島サッカースタジアムの乗り換えがもの凄く不便な所。大洗鹿島線の時刻表を見ると、例えば鹿島神宮14:26発に乗ろうとすると、JR鹿島線の鹿島神宮着が13:41分。47分も何してればいいのさ? 続く、15:20分発でも14:51着で31分も待つ。16:22発ならば16:18着とちょうどいいのだけれど開門時間からはだいぶ遅い時間着となる。スタジアム行きのピストンバスもあるのだが、各時間10分、40分発と乗り継ぎはイマイチな感じだ。

 

ちなみに、横浜からJRを使った場合2.700円で所要時間は3時間程度。私鉄を乗り継いで成田まで行くなどすればもう290円ほど安くなる。あとは、鹿島サッカースタジアム駅ではPASMOSuica等のICカードは使えないので切符を買わなければならない。もしICカードで乗車してしまったならば、鹿島線で必ず車掌さんが回ってくるので清算してもらおう。

 

ちなみに、心配される帰路だが終電が、20:45分。よっぽどダラダラしてなければ逃すことは無いと思うが、はやり鹿島神宮駅で30分以上待つことになる。さらに、ここで来る21:30発佐原行きが横浜まで帰れる最終で横浜0:55着となる。東京方面ならば22:10発まで大丈夫なんだが、まあ夜の鹿島神宮に長居する理由は無いよな。

 

となるとバス。定番の東京駅八重洲南口発のかしま号は10分〜20分間隔で出ていて、鹿島サッカースタジアムで試合が行われる場合は6時間前発の便からスタジアムまで行ってくれる。予約はできないのでバス停に並ぶことになるのだが、けっこう混んでいるので来た便にすぐ乗れるかは微妙だ。なので、目当ての便の一つ前の便を目指すぐらいの気持ちで行くといいかも。乗車時間は2時間弱といったところか。料金は片道1.780円。横浜-東京がJRで450円なので全て電車で行くのとほぼ変わらない。

 

一方、東京駅で並びたくないという場合は、試合開催日のみ運行される東京駅~カシマサッカースタジアム線がある。こちらは東京駅からスタジアムまでの直行便で予約制となっている。料金は片道2.200円だ。

 

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さて帰りだが、試合終了時間に合わせてスタジアム発の臨時便が出るためあまり心配は無いはず。一昨年、雨中で行われたナビ杯では延長戦にもつれ込み試合終了がだいぶ遅くなってしまったのだが、バスはちゃんと待っていてくれて、電車で帰れる時間までにちゃんと東京駅まで送り届けてくれた。かなりかっ飛ばした印象はあったけど(笑)

 

というわけで、僕的にナビ杯の鹿島戦というと一昨年の雨中での1戦。オウンゴールで先制するも逃げ切りに失敗し、延長戦で敗れるという悔しすぎる敗戦だった。そして、あちらのサイトを見るとすでに10.000枚を越えるチケット発券で、あちらも相当気合いが入っている様子。僕的に、来週末のナビ杯は絶対に負けられない戦いなのですよ!


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サッカーの憂鬱 [マンガ]

昨日、もらった相鉄瓦版だったりだいぶ以前のハマトラの通訳・細川さんのインタビューを読んだとき、頭に浮かんだのはやっぱりこのマンガだった。名作『ORANGE』の作者・能田達規の『サッカーの憂鬱』である。近ごろまさかの第2巻発売だったのだが、このマンガは審判や通訳、ホペイロといったサッカーに関わるプロフェッショナルを描いた作品だ。第1巻の表紙に〝第1巻〟の表記が無かったことから、おそらく評判が良くて第2巻の発売になったのだろう。

 

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さて、相鉄瓦版のインタビューで僕が面白いと感じたのは、ホペイロや通訳の仕事の細かなディテールまで分ること。例えば、副務(ホペイロ)の山崎さんなら、試合のたびに100足ものスパイクを手入れし、選手によってはひもの通し方まで違う。時にはマリノスタウンに泊まり込むこともある大変な仕事である等々。一方、通訳の細川さんでは、時には外国人監督や選手のプライベートの面倒まで見る。故事成語を好む岡ちゃんをの話を通訳する時の苦労。南米選手や監督のジョークを通訳するのは難しいといった感じで、当たり前だけどリアルだなぁと感じる。

 

そして、ホペイロや通訳のエピソードは第1巻に収録されていて、そんなプロフェッショナルの仕事の数々がドラマチックに描かれているのだ。ホペイロならロッカールームの選手の場所にまで気を配ったり、通訳ならば選手や監督のメンタルを気づかって敢えて違うふうに訳したりといった具合で進みチームの勝利に貢献する。他にも、実況アナウンサーや広報、ターフキーパーなど様々な職業の主人公が登場するのだけれど、読んでいると実際の試合で見た光景はこれだったんだななんて思いが湧いてくるはず。ちなみに僕は、日産スタジアムの青い芝を見るたびに、1巻に収められているターフキーパーのお話を思い出してしまう。

 

でいよいよ最新刊の第2巻だ。この2巻に収録されているのは『代表料理人』『代理人』『ライター』『クラブ営業マン』『サポーター』『フィジカルコーチ』『なでしこ』『第3ゴールキーパー(前・後編)』の全部で9編。その中で特に僕の印象に残ったのは『クラブ営業マン』だった。主人公は、元選手だった法人営業、チケットセールス担当の営業マン。彼が地道な努力から新規スポンサーを獲得するというお話だ。企業に飛び込み担当者と交渉し、試合の視察に来たその担当者を接待してといった、まるで派手な所は無い地味な話なんだけれど、こういった地道な営業がクラブを支えているんだなと思うと本当に頭が下がる。

 

他にも、選手の健康とメンタルを支える『代表料理人』なんかも印象に残って、マリノスタウンの食堂で働く人々もきっとこんなプロフェッショナルなんだなと想像すると楽しい。ちなみに、番外編の『ブラインドサッカーの憂鬱』では、横浜のクラブで活躍するブラインドサッカー日本代表のおっちー選手が主役。こちらも注目です。

 

この『サッカーの憂鬱』では、審判やクラブ社長、代理人といった決してサポーターに好かれていない役割の人を描いたエピソードも存在する。が、そんな人のエピソードこそ読んで良かったなと思えるのだ。作中で描かれる審判は、サポにも選手にも嫌われている。がしかし、その裏で仕事のために1週刊みっちりトレーニングを重ね、試合中に難しい判断を迫られている様を見ると、彼らが勝手気ままに笛を吹いてはカードで威圧しピッチに君臨する暴君ではないことがわかる。僕は、試合中の彼らの姿しか知らなかったのだね。第2巻に登場する代理人だってそうだ。例えば、TMS(トランスファーマッチングシステム)という、移籍に関する不正を監視するシステムがあることを僕は知らなかった。

 

といった感じで、サッカーに関わる裏方が主人公のとてもマニアック性格のマンガなのだけれど、サッカー中毒をこじらせている人ほど楽しいマンガであることは間違いないし、リアルなサッカーの楽しみも広げてくれる作品だと思うのです。ところで、この作品を連載していた漫画サンデーが休刊してしまったのだが、まだまだ読みたいのでぜひどこかで連載を。

 

ではでは、代表戦の時間が迫ってきたので僕はアルコールを買ってくるのです! アディオス!!

 

サッカーの憂鬱~裏方イレブン 2 (マンサンコミックス)

サッカーの憂鬱~裏方イレブン 2 (マンサンコミックス)

  • 作者: 能田 達規
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2013/05/29
  • メディア: コミック

 


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相鉄本線 [旅]

週末のリーグ戦が無いと、すっかり外に出ない生活になってしまって「俺からマリノス取ったら何が残るんだろう?」と考えたら少々怖いのだが、一方でブログネタが無いというのも困りものである。だって、「今日はまんじりともせず壁のシミを見ていたら、だんだん人の顔に見えてきたので、試しに話しかけたら返事がありました。いっぱいお話しできて楽しかったです」などと3日連続でアップしたらみんなドン引きでしょ。がしかし、今日は珍しくお出かけしたのでそのことを書いてみたいと思う。

 

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昼過ぎに、家の前にあるバス停から出発。田園調布まで小一時間バスに揺られて、いつもお世話になっている東急東横線へ。で、最初の目的地である横浜へ向かう。トップチームが十日町行っちゃったのに、平日の昼間に何やってんの? という感じだが目的はコレだ。横浜F・マリノスの副務・山崎さんと通訳・細川さんのインタビューが載っている相鉄瓦版。ネットで読んだのだが、面白いインタビューだったので、これは現物を手に入れねばということで横浜まで出向いたのである。世田谷住まいの僕にとっては、そうてつローゼン閣下はもちろん相鉄自体に乗る機会もまず無いのだよね。定期券売り場に置いてあったので、爽やかに「もらっていきま~す」と無事入手である。

 

さて、せっかく横浜まで来たことだし目の前に相鉄があるならば、それは乗らねばなるまいと急行の海老名行きに乗り込む。実は去年ニッパ球の天皇杯でサイフを落とし、その時二俣川の警察にお世話になったのだが相鉄本線に乗るのはそれ以来。人生で2度目の乗車だ。

 

しばらく電車に揺られながらまんじりともせず車窓の風景を見ていると、だんだん窓の汚れが人の顔に見えてきて……、ではなく、窓に〝自動窓〟と書かれた気になるシールが。そして窓の横には2つのボタンがあるじゃぁないか。もしやと思い横を見ると、隣のPSPに熱中しているお姉ちゃんの頭上にも同じボタンが! もう押したくて仕方がないのだけれど、エアコンが効いた車内で突然そんなことをすれば、怒られはしないだろうけど怪訝そうな顔で見られるのは必然なので仕方なくガマン。家に帰って検索したら、YouTubeに動画があったけど、やっぱり押したかったなボタン。ちなみに、Wikipediaによると運転席から一斉に窓の開閉ができるので車体清掃の時などは重宝するそうである。

 

そんなこんなでまだまだ電車に揺られていると、相鉄本線は二俣川を越え僕的には未知の領域に突入。そんな中で〝三ツ境〟という駅に停車する。マリサポさんのブログを回っているとよく出てくる駅名だよな、なんて思っていたら、駅名標には〝みつきょう〟と書いてあるじゃないか。「えぇぇぇ、音読みなのぉ!」ていう(笑)。恥ずかしながら、かれこれ5年ぐらい〝みつざかい〟だと思ってた。神奈川在住の人には当たり前のことでしょうが、ものを知らない東京者なんてこんなもんです。

 

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さてさて、30分ほど揺られて相鉄本線は終点の海老名に到着。昼はここで食おうと思って駅を出てビックリだ。駅前が丸ごとテーマパークみたいな巨大ショッピングモールなんだよ。その大きさに若干たじろぎながらも奥に進んでゆくと、そのショッピングモール・ビナウォークの中庭に何故か七重の塔が鎮座する奇妙な光景が。あれ、何かこの塔知ってるぞと思って説明文を読んだら、僕がちょっと好きな『げんつき』というマンガに登場していた。もっとも、作中に登場するのはこちらの海老名中央公園のものではなく、相模国分寺史跡の方なんだけど、マンガ読んで気になって調べた記憶がある。近くに国分寺史跡もあるとのことだったが、蒸し暑い中汗ダルマになるのもキツイので、秋口になったらまた来よう。そしてその時、相鉄の自動窓も思う存分開閉してやろう。

 

ところで、後で調べたらもともと七重の塔が建っていた海老名中央公園が先にあって、その周りにビナウォークが建設されたそう。シネコンありフードコートありで人気の施設なんだとか。確かに、ファミリーでデートで楽しめそうな感じだったし、あの七重の塔のシュールな光景は一見の価値ありだ。一方『げんつき』だが、Amazonのレビュー欄では酷評も目立つけれど、女子高生が原付バイクに乗ってひたすら神奈川県央地域を走り回るお散歩マンガで、僕みたいなウロウロするのが好きな人には楽しいマンガだと思う。

 

といった感じで、人生2度目の相鉄線はなかなか楽しかった。地域の足という感じの普通の電車なんだけど、やっぱり普段乗らない電車は新鮮でいいやね。

 

さて、帰りは遠征でお世話になることの多い小田急小田原線から江の島線で中央林間へ出て、そこからは田園都市線で三軒茶屋へ。ぶらり途中下車はしないけどやたら乗り換えする旅は無事終わったのでありました。トータルで4時間ぐらいで、電車賃(バス含む)が1.250円。ちょっとしたお出かけだったけれど電車充できたな。満足満足だ。

 

げんつき 1 (フラッパーコミックス)

げんつき 1 (フラッパーコミックス)

  • 作者: アキヨシカズタカ
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/01/23
  • メディア: コミック

 


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さよならフットボール その2 [マンガ]

遥か昔に1巻の感想だけ書いて、すっかり忘れていた『さよならフットボール』の続きである。

 

このマンガは、’09年~’10年に休刊してしまった『マガジンイーノ』で連載されていたもの。男子に混ざってサッカーをする中学生女子を描く、爽やかな青春ストーリーだ。

 

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さて、完結巻となるこの第2巻で描かれるのは、主人公・希と、かつての子分だった男子・ナメックとのサッカー対決だ。実はこの2人の対立には背景があって、主人公の希はテクニシャンで、所属チームが志向するのも攻撃なパスサッカー。一方、ナメックは屈強なDFでチームも大型で守備重視。つまり、フィジカルVSテクニックや攻撃的VS守備的、ポゼッションVSカウンターみたいな対立が、希とナメックの関係に落とし込まれている。

 

実は最初に1巻を読んだ時、この対立図式に結構違和感があった。例えば「サッカーはパスゲームだ」なんて決めつけるようなセリフだったり、守備的なナメックのチームに対して「アンチフットボールだ」などと言ってみたりで、なんかサッカーのスタイルの優劣を語っている印象だったのだね。僕はサッカーのスタイルに好き嫌いや流行はあっても優劣だとか正義は無いという考えなので、(物語を作る上で単純化したのかもしれないけれど、)マニア的にどうしてもこの部分が引っかかる。せっかく、むちゃくちゃいいストーリーなのに。

 

が、2巻を読むとその引っかかっていた部分が見事に融解してゆく。そこで描かれるのは、ナメックが〝フィジカルサッカー〟というスタイルを身につけるに至った理由とその思いだ。そこで登場する「俺は恩田希が作り上げたフットボーラーなんだ」なんてナメックのセリフは本当イイ。そして、サッカーはフィジカルだと言い切るナメックに対抗心を燃やし、自分を認めさせようとムキになっていた希は、やがてナメックのプレーを肌で感じその実力を認めるようになってゆく。そう、希のスタイルもナメックのスタイルもどっちもサッカーなんだよ。

 

希とナメックのゲームは、白熱した展開を見せやがて大団円を迎える。まさにこれぞ青春と言った物語は、「ネドヴェドもヴィエリもトッティもいらん お前がいればそれでいい」なんてロマンチック過剰な部分もまああったりするのだけれど、それはその作者の持ち味でもある(笑)。でも、少女が女性に変わる青春のほんの1瞬の間を見事に切り取って、描かれるサッカーのお話は本当に爽やかでイイ。

 

僕は、ここまで爽やかでロマンチックなサッカーマンガを他に知らない。

 

ところで、僕は〝サッカー、サッカー〟と書いてますが、作中では〝フットボール〟と表記されております。タイトルが〝フットボール〟だから当たり前なんだけど、なんか〝フットボール〟ていうのこっ恥ずかしいんだよな。まだまだ、僕にはロマンチックが足りません。

 

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

さよならフットボール(2)<完> (KCデラックス)

 


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ナリキン!/月刊少年チャンピオン7月号 [マンガ]

6月に入って最初の更新である。別に中断期間に入ってネタが無いってことじゃなくて、単にサボっていただけだから困ったもんだ。だって、PCのデスクトップには「ブラジルワールドカップへ向けて頑張れサムライブルー!」みたいな書きかけの下書きがあるんだもの。仕方ないので、こちらは次回の2018年ロシアW杯の予選の時に再利用しよう。

 

話変わって、ツイッターの〝#fmarinos〟のタグを見ると、トリコロール戦士が嵐と共演(ヤバイ、天野が人気者になってしまう)! や、学がレ・ミゼラブルに出演!(だっけ?)なんてコラボネタで朝から大盛り上がり。そんな中でコラボネタをひとつ。

 

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今日発売の月刊少年チャンピオン7月号の連載マンガ『ナリキン!』に、横浜F・マリノスをモデルをしたチームが登場しているのだ。『ナリキン!』とは、画期的なサッカー×将棋マンガで、4月の甲府戦で行われた将棋イベントの際に貼り出された、主人公のナリキンとマリノスの選手たちが描かれたカッコいいポスターを覚えている人も多いはず。今回のF・マリノス本編登場は、そんなイベントの流れを受けてのものだ。

 

さて、これから読むていう人はもちろん単行本まで待つて人も多いと思うので、内容は詳しく描かないが、天皇杯準々決勝に勝ち残ったナリキンら福岡ホーネットが、強豪、横浜F・ナノリスに挑むというもの。うまく1話分にエピソードがまとめられていて、この1話だけ読んでも楽しく読めるはず。ちょっとテレるぐらいカッコいい強豪チームとして登場する〝ナノリス〟を見逃す手は無いのだ。

 

一方思い返すと、公式携帯サイトではこんな企画もやっていた。僕も応募したのだけれど、作中にひまわりのような美少年は登場しなかったな。ちぇっ、どうやらハズレたらしい。が、作中のどこかにスタジアムで見知った人が登場しているかもね? 

 

さて、月チャンとマリノスのコラボはこれで終わらず〝オレサカ〟というサッカーコーナーに、俺らの勇蔵のインタビューが計4ページも。こちらも、安達ユース監督の鬼のような無茶ブリの話や愛するプロレスの話など盛りだくさん。脚注に〝ロード・ウォリアーズ〟やら〝ガチンコ・ファイトクラブ〟だなんて単語が並ぶインタビューは、とてもサッカー選手とは思えない(笑)。『ナリキン!』の方は単行本に収録されるだろうけど、こちらは多分本誌の方でしか読めないと思うので気になる人は要チェックやで。

 

余談だが、新連載が美少女フットサル4コマの『えらしこ』だったり、なんかサッカー色強いなぁなんて思いながら読んでいたんだが、大御所の『WORST』を筆頭に『ドロップOG』だ『クローズZEROⅡ』だ、果ては読み切りで『クローズLadies』だとヤンキー色の方が何倍も強い月刊少年チャンピオンであった。

 

ではまた。インテンシタ!

 

ナリキン! 03 (少年チャンピオン・コミックス)

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月刊 少年チャンピオン 2013年 07月号 [雑誌]

月刊 少年チャンピオン 2013年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2013/06/06
  • メディア: 雑誌

 


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