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幕が上がる [ヤマザキナビスコカップ]

たった2試合で終わってしまった故に、「物足りないにもほどがあるだろ!」だった昨年のカップ戦だが、いよいよ今年も幕が上がる。そして今年最初の遠征である。


さてプレシーズンマッチを含め3試合で1分2敗とまだまだ調子が上がらない一方、先週末の瓦斯戦ではパントの精度を指摘されていた哲也がスローを多用するなど改善していこうという意欲は垣間見られて、変化してゆくチームに対する興味は尽きないのである。


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そんな中、むしろ僕たちにとってクリティカルな変化も。それは仙台遠征のお楽しみ〝牛タン〟である。スタジアムの外はいくらでも選択肢があるからいいとして問題はスタジアムの中。たぶん県外からのお客さんに名物を食べてもらおうという心遣いからの売店レイアウトなのだろうが、申し訳ないがまっぴらごめんだ。さらに一昨年まではコンコースを1周できたスタジアムだが、昨年は三色衣装でのホームゾーン進入禁止という実質隔離政策。今年もこれが続くならば売店の選択肢が無いじゃあないか!


というわけで、僕は仙台駅か泉中央で弁当を買って持ち込もうと思う。例えば泉中央の駅ビルにある喜助テイクアウトもできる模様。何ならビールだって6本パック買って、全部ゲートで紙コップに移し替えてやろうかという勢いだ。なので、仙台さんには3リットルぐらい容量がある紙コップを用意していただけるとありがたいのですが…。


さてさて、番記者さんのサイトによると監督はスタメンを9人入れ替え、つまり完全ターンオーバーを選択したとのこと。それが今夜の結果につながるかはともかく、意欲的なのは喜ばしい。これは天皇杯のたびに書いていることだが、カップ戦でピッチに立つ控え組の面々はチャレンジャーだ。そりゃもう、ガムシャラにやってもらいたい。実際天皇杯の序盤と違って相手は同じJ1だし、予想メンバーを見ても相当手強いはず。こりゃ、牛タンの心配してる場合じゃなかったね。オレのバカバカ。


というわけで、数時間後にはバスの中です。スタジアムで会いましょう。アディオス!


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鹿島アントラーズVS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

カップ戦とはいえ、ついに公式戦が再スタートを切った。ノックアウトラウンド初戦、横浜F・マリノスの相手は前年王者の鹿島である。勝ち方を知る強敵との戦いに多くのサポーターが詰めかけ、狭いサポシアウェイはぎっしり。同時に、トリコロールのエリアにはサッカーがある週末の幸せな空気に溢れている。さあ、ゲーム再開だ!

●試合データ

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早朝からザックジャパン、というか栗原勇蔵をテレビで応援していたのもあって、実は鹿島まで行くのが面倒だったりしたのだが、開門を30分ほど過ぎてスタジアムに到着すると席は結構埋まっている。もつ煮だハム焼きだと並んでウロウロしていたらやっぱり楽しくなってきて、やはりサッカーのある週末はいいもんだ。

そんな訳で、F・マリノスはザックジャパンで頑張った勇蔵に代わり、ここまで不在を埋めてきたファビオが先発。それ以外はベストメンバーで、十日町キャンプなど中断期間でのレベルアップも楽しみだ。一方鹿島も、新加入の中村の先発が目を引くがこちらもベストメンバーといった様子。とにかくF・マリノス戦で結果を出すジュニーニョもベンチに控えている。

試合開始前、カート・アングルのテーマ曲『I Don't Suck』にのせてF・マリノス選手紹介。続いて鹿島の選手紹介が終わると、あちらのゴール裏にスルスルと出てくる〝Just bring it!〟のビッグフラッグ。ザ・ロックの決め台詞じゃないか。こちらがヒールであちらがベビーフェイスとでも言いたげだ。

その後も、マジシャンの出すハンカチか?! ってくらいビッグフラッグが次々と出され、散々待たされての選手入場だ。

さて試合だが、ここからはいつもとちょっと違う。実はこの試合珍しく録画を見ていて、さらに今年のマリノスをテレビで観るのも今年初めて。正直、スタジアムで観ているのと大分印象が違ったのでそのへんも含めて書いていこうと思う。

まず前半だが、スタジアムでは結構拮抗した展開に見えたのだが、録画を見返すと完全にF・マリノスペースだった。結果を知って観ているからというのもあるのだが、セカンドボールを拾っての波状攻撃という、F・マリノスが意図するサッカーが出来ていた。一方アントラーズのカウンターも鋭くて、度々ゴールを脅かしていたのだが、逆に言えばカウンターしかチャンスが無い状況。F・マリノスの、連動した守備の強さ、寄せや切り替えの速さは想像以上だった。

中でも圧巻だったのは中村俊輔だ。得点となったFKは、サンドに来た相手選手2人を体を上手く使ってのステップでかわして得たもの。美しい弾道を描いてゴールに突き刺さったあの芸術的なFKも素晴らしかったが、ファウルを得たその前のプレーも素晴らしいものだ。このFKで先制したF・マリノスは、その後もカウンターの危険なシーンも哲也のファインセーブでしのぎ無失点で前半を終える。最大のピンチだったダヴィがフリーで吹かした場面だが、シュートコースにちゃんと中町が入っていたので、それが目に入って上隅を狙ったのかな? という感じ。

一方後半も、立ち上がりからマリノスペースだ。相変わらず厳しい守備で鹿島の反撃を許さない。が、後半も30分に差しかかろうとしたあたり、哲也の斯好セーブに阻まれるも、大迫の危険なカウンターから流れをつかみかける。が、その流れを断ち切ったのはマリノスの素晴らしいカウンターだった。ドリブルで持ち上がった俊輔が、絶妙なタメからマルキーニョスへのパス。さらにサイドを追い越してゆく小林にパスが渡り、切れ込んでいったフリーのマルキーニョスへピンポイントのクロスが上がりドンピシャヘッド。決定的な2点目が入る。新婚の小林はこの日も好調で、特にクロスの精度は素晴らしい。前半も、マルキに決定的なのを1本上げていたが、今の小林はフリーで上げたクロスはほぼ狙い通りに上げられているんじゃないだろうか。

終盤、余裕が出たマリノスは無難にゲームをクローズ。アウェーゴール2点の完封勝利とという完璧な結果を手にした。

さてさて、今年初めてのテレビ観戦をしてみての感想は、少々手前味噌ではあるが、「マリノス強いじゃないか」であった。安定した守備はもちろんだが、パスを細かくつなぎながらゴールを脅かすことも数度あって、予想以上の強さを感じさせる試合である。まあ、鹿島はあんなもんじゃないと思うけどね。

一方、テレビじゃ解りにくいこともあって、それが顕著だったのが鹿島のヒールっぷり(笑)。傷んだ選手を目の前にしてもプレーを続けるのは当たり前として、こちらが出したボールは返さないし、返してもタッチラインだしと、そのプレーっぷりにロック様のようなカッコ良さはまるで無かったよ。

というわけで、スタジアムで観て録画で観てというのが良い見方なのかなと今回思った次第である。

2点をとっての完勝といっても、まだまだ前半の90分が終わっただけで勝ち抜けが決まったわけじゃないので、あんまり喜ばないけど週末残り90分をしっかり戦って本当の勝利を喜びたいよね。

ところで、コーンチップもらえた方ていらっしゃったんでしょうか? 僕は残念ながらもらえませんでした。ホームでは、勝ち抜けとコーンチップの二兎を得ようと思っとります。

ではでは。

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清水エスパルスVS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

引き分け、もしくは敗戦でも条件次第では予選リーグを突破というナビスコ杯予選リーグ最終戦である。対戦相手の清水エスパルスは、消化試合ということもあってか六平、藤田らルーキーがスタメンに名を連ねるフレッシュな布陣。対してF・マリノスは、惜しみなくレギュラーを投入するベストメンバーでの試合となった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-05-22

 

この試合、やはり注目されたのは監督の選手起用だろう。出場停止のドゥトラの代役は誰か? という部分はもちろんだが、有利な状況で予選リーグ最終戦を迎えられたことからベンチメンバーのスタメン起用も考えられた。が、ふたを開ければ負傷の榎本、出場停止のドゥトラ以外は完全にベストメンバーで確実に勝ちに行く布陣で試合に臨む。ドゥトラの代役は、初スタメンの奈良輪。そして、負傷の榎本に代わりにはナビ杯湘南戦で抜群のパフォーマンスを見せた六反が入る。

 

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試合序盤は、清水が激しく攻める展開。特にバレーは中澤とのマッチアップで互角の強さを見せ積極的なプレーでマリノスゴールを脅かす。が、決定的な場面も六反がナイスセーブで得点を許さない。すると、序盤を過ぎたあたりからは完全にマリノスが試合を支配する。特に目立ったのは右サイドの小林。1対1の局面では積極的に勝負を仕掛けチャンスを量産する。一方左サイドの奈良輪は、ドゥトラとは違った持ち味のプレーを見せる。俊輔や学に上手く使われながらサイドを積極的に攻め上がる姿は印象的だった。さほど点が入るような気配は無かったものの、引き分けでもOKなマリノスは、余裕のボール回しだった。そして前半終了間際、ついに均衡が崩れる。再三清水のDFラインの裏を取っていた学が、兵藤からのスルーパスを受け右サイドを突破。ゴール正面にフリーで待ち受けるマルキーニョスがパスを受け、あっさりと決めてみせる。ビューティフルゴールだが、清水ディフェンスがあまりにも脆い印象。特にヨンアピン不在の影響は大きそうだ。

 

そして後半に入ってもマリノスペースは変わらない。ボールを動かし、チャンスをうかがい続ける。そんな余裕持った展開の中、監督が1枚目のカードを切りマルキに替わって藤田を投入。すると直後に得点が生まれる。左サイドから奈良輪が早めのセンタリング。それをゴール前の藤田がドンピシャヘッドでネットを揺らす。奈良輪に駆け寄るチームメイトたちをよそに、控え目なガッツポーズの藤田の後ろ姿がえらくシブい。

 

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さらにチャンスは続き、この直後いい位置でのFK。俊輔が、清水の壁が近いと抗議するが主審、副審ともに認めず逆にイエローカード。しかし、その直後に俊輔が蹴ったボールは迫力だった。強めに蹴ったボールは猛スピードで壁の上ギリギリを狙ったもの。惜しくも壁に当たってしまったが、俊輔の意地が乗り移ったようなボールだった。

 

その後、清水に1点を返されてはしまったが、6分という長いロスタイムも危なげなく乗り切り試合終了。F・マリノスは、勝ってナビ杯の決勝トーナメントを決めたのだった。

 

やはり、監督がベスメンで試合に臨んだことには賛否があった。が、引き分けに終わった他会場の川崎-湘南、磐田-甲府も大差になる可能性は低くなく、確実に予選を突破するにはマリノスは引き分け以上を求められていたように思う。ここで、万が一敗退ということになればリカバリは不可能なわけで、二兎を追う以上ベスメン起用は必然だったのだろう。一方「引き分けを狙うなどという考えがあると、ろくなことにならない」と、指揮官も本気のコメントだ。全力を尽くさずに取れるタイトルなど1つも無い。これが樋口監督の考え方なのだ。

 

がしかし、清水に完勝したことでチームは良いイメージのままアウェー鳥栖戦を迎えることができる。連戦の最後の試合ということでコンディション的にはキツいだろうが、先週末仙台と好勝負を演じた経験もここで活きてくるに違いない。

 

というわけで、あと数十分したら鳥栖に向かって出発です。駅に着いたら6番乗り場でかしわうどんを食って、スタグルは今年もイブスキのホットドッグ狙いです。ベアスタはあんなカッコいいルックスのくせに、ギャルが一升瓶を並べて焼酎を売っている超ファンキーなスタジアムです。超楽しみです。

 

ではスタジアムで会いましょう。アディオス!


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横浜F・マリノスVSジュビロ磐田 [ヤマザキナビスコカップ]

20年前にJリーグが誕生した記念日となる5月15日。横浜F・マリノスはジュビロ磐田とカップ戦を戦った。グループリーグで首位を走る相手に、ベスト布陣で挑んだマリノスは3-1の快勝。決勝リーグ進出を大きくたぐり寄せるとともに、サポーターが勝利と記念日を祝う素晴らしい夜となった。

 

●試合データ

http://www.f-marinos.com/match/data/2013-05-15

 

この日注目されたのは、やはり前の名古屋戦で退席処分となり、この試合では現場指揮が執れない樋口監督の選手起用だったろう。指揮官は、週末に行われるリーグ戦があっても〝ベストメンバー宣言〟通り、4-2-3-1の布陣で齋藤学をスタメンさせるベストメンバーで試合に臨む。試合後に指揮を代行した小林コーチが語った〝二兎を追う〟発言もそれを象徴していた。そしてF・マリノスは素晴らしい戦いぶりを見せる。

 

前半、マリノスは連戦の影響を感じさせない素晴らしい動きを見せる。特に、4-4-2のサイドハーフからトップ下にポジションを変えた俊輔は攻守に効いている印象。一方の磐田も、苦手の山田やスピードのある山崎がゴールを脅かす。が、1対1で許した2本のシュートは、ともに哲也がナイスセーブ。名古屋戦に続き大きな仕事をする。若いころはどちらかというと反応で勝負していた印象の強かった哲也だが、昨年スタメンに返り咲いてから、特に今年に入ってからのプレーにはベテランらしい落ち着きをも感じさせ頼もしい(去年の鹿島戦みたいな、超アグレッシブに飛び出していくスタイルも嫌いじゃないけどね)。が、スコアは0-0のまま動かずゲームを折り返す。

 

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そして後半、17分にゲームが動く。学のカットインからヒールで残したところを中町がセンタリング。ファーにいたマルキーニョスが下がりながらの、まるでバスケのフェイドアウェイのような素晴らしいヘディング。F・マリノスが先制する。この1連の流れは美しかった。

 

さらに32分。今度は痛んだマルキに代わり途中交代で入った藤田が、サイドから中にいた学にパス。3人に囲まれていた学だが個人技で圧倒し見事にネットを揺らす。これで磐田の集中力が切れる。直後の33分。藤田が相手CBの伊野波からボールを奪うと、追い越してゆく俊輔にパス。キーパーと1対1となった俊輔が冷静に流し込み勝負あり。ここで勝負は決まってしまった。途中交代ながら2アシストの藤田は大活躍だ。また、これまで先行逃げ切りが得意だったF・マリノスだったが、この試合でも後半きちんと得点して勝ちきれる勝負強さが発揮されたのも大きい。今年のF・マリノスは、むしろ追い込み型だ。

 

そして残り時間は、抵抗力を失った磐田にやりたい放題だ。途中交代で入った端戸のトリッキーなプレーやファビオのドリブル突破にスタンドが沸く。そしてホイッスル。グループリーグ首位をゆく磐田に、得失点差争いでも大きく優位に立つ快勝となった。

 

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週末に難敵・仙台との試合を控えた中でのベスメン起用は、やはり賛否があっただろう。僕の中にも、やや懐疑的な思いはあった。が、結果的にベスメン起用で良かったと思う。苦しんで苦しんでの辛勝ではなく、圧倒しての快勝だ。樋口監督のコメントからも手応えをつかんでいる様子がうかがえるように、同じく選手たちも大きな手応えをつかんで仙台戦に臨めるに違いない。確かに消耗とのトレードオフの部分はあるだろうし、万が一負けた場合は週末の試合に与える影響も少なからずあるだろうというギャンブル的要素もあった。が、F・マリノスは決勝トーナメント進出に大きく前進し、週末の仙台戦へ向け勢いをつけることにも成功したのだ。これは大きな勝利だ!

 

懐かしいチャントに鳴り響くチアホーン。そのころ僕はテレビでマリノスを応援する人だったのだけれど、それでもJ開幕時の興奮を追体験できたような気がして本当に楽しかった。マリノス君、比嘉さんハッピーバースデー! そしてハッピーバースデー! Jリーグ!!


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湘南ベルマーレVS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

久しぶりに訪れた平塚競技場は〝Shonan BMWスタジアム平塚〟と、ネーミングライツによって名称が変わり、スタジアムのあちこちにBMWのロゴが。しかし、勝利の凱歌を上げたのは、雨の中大勢が駆けつけた〝日産〟の名を冠するスタジアムを我が家とするサポーターたちだった。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-04-24

 

リーグ戦初黒星となった新潟戦から3日、再び雨中での戦いとなった湘南戦はヤマザキナビスコ杯予選リーグ突破のために重要であり、また連敗しないという意味でも勝ちが求められる試合だったろう。新潟戦から中村、中澤ら主力を外すなどスタメン5人を入れ替え、マルキーニョスと藤田のツートップという布陣変更で臨んだこの1戦は、カップ戦というリーグ戦とは違ったシチュエーションで、樋口監督の選手起用や狙いがある程度見えた試合だったようにも感じられた。何たって、昨年のナビ杯はチームが勝てずそれどころではなかったからなぁ。

 

前半は、雨と強風でコンディションの悪い中、激しく中盤でボールを奪い合うといった内容。マリノスはやや優勢に試合を運ぶものの、湘南はボールの受け際を狙う守備でポストプレーを許さず迫力あるカウンターで切り返す。なかなか点入る気配のないじれったい展開の中、試合が動いたのは前半44分。サイドでキープした兵藤からドゥトラのセンタリング。フリーのマルキーニョスがヘッドで決める。

 

ドゥトラのセンタリングが上がった先にフリーのマルキが見えた瞬間、「入った!」と確信させる完璧なゴールだった。復帰してからのドゥトラは、なかなかクロスが上がらないという印象があったのだが、このクロスはドンピシャ。素晴らしい!

 

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そして後半、前半からあまり流れの変わらない中、後半16分に樋口監督が動き、リードした展開で温存するかと思われていた俊輔を投入する。その後湘南にチャンスを作られるも、俊輔投入で安定感を増したマリノスは逃げ切りに成功するのである。スタンドで見ていた感じでは全体を通してそんなにあぶない試合とは感じなかったのだけれど、ダイジェストで見返すと危険なシーンが度々。そう感じさせなかったのは、抜群の安定感を見せた六反のプレーにあることは間違いないだろう。彼は間違いなくこの試合のMOMだった。

 

さて、この試合で興味深かったのはやはり樋口監督の選手起用だ。まず、俊輔の途中投入だが、タイミングも後半16分と計ったような時間だったことから、俊輔本人の希望もあってのプラン通りのものだと思っていた。が、後の報道を見ると勝ちにいっての投入だったようだ。それまで端戸が面白いプレーをしていたことから、彼に変わって俊輔投入というのが僕はかなり不満だったのだが、監督は僕なんかより遥かに本気でカップ戦のタイトルを取る気でいるんだろう。ナビ大宮戦に続く俊輔投入は、少なくとも僕にはそういうメッセージに感じられた。ならば、より本気でカップ戦を後押しするだけだ。

 

でも、端戸のプレーはもっと見たかったよ。サイドで変化を作ってチャンスに結びつけるプレーは、俊輔とはまた違うのだけれど面白かった。もっと中に入ってやってほしいというのもあったが次が楽しみだ。途中交代にめげず頑張ってほしい。

 

一方で、5人のターンオーバーである。「少しケガをしている選手がいましたし、チームとしていくつかトライしたいという狙いがあって先発メンバーを組みました」という樋口監督や、「4-4-2をしっかりやっておきたかった」という俊輔のコメントからも、ツートップの成熟、もしくは藤田をフィットさせ計算できる戦力に組み込むという明確な狙いがあったように思う。それを感じさせるのが天野の起用だ。ナビスコ大宮戦では小林が先発したが、リーグの東京戦、今回と藤田が先発した3試合のうち2試合に天野が先発している。たった3試合だが、藤田と天野の相性といったものがあるのかもしれない。実際東京戦ではこの2人から得点が生まれている。きっと石橋を叩いて渡る樋口監督のことだから、この先ツートップが必要とされている状況を想定してのことだろう。僕はそれがどんなものかわからないが、準備していたツートップが劇的な成功をもたらすなんて展開になったらそれは痛快だ。大宮戦の時は中途半端だと文句も言ったが、もう言わないよ。むしろその日が楽しみだ。

 

樋口監督は選手起用や采配が割と明快でド素人の僕でもその意図が伝わりやすいし、伝わるぶん特に今シーズンはマリノスを見ていて楽しい。そして、かつてはよくわからない采配をする監督たちにイライラさせられたりもしたのだが、きっとそんな監督たちの采配、選手起用にもちゃんと意図があったんだろうなと思うと今更申し訳ない気にもなるのだ。理解しようという気持ちは大切だ。


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横浜F・マリノスVS大宮アルディージャ [ヤマザキナビスコカップ]

6戦全勝という開幕ダッシュに成功した3月。月が変わり初めての試合であるヤマザキナビスコカップ・大宮アルディージャ戦で、手堅く慎重な指揮官が珍しくギャンブルに出る。結果は、苦手な相手の堅い守備を攻めあぐねウノゼロの敗戦。今年初の敗戦をどう捕えればいいのだろう。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-04-03

 

勝つために万全の準備をして試合に臨みたいタイプだと思っていた樋口監督が、大胆にチームをいじってきた。前の試合から先発メンバーを5人入れ替え、さらにツートップへと布陣変更。もしかすると、東京戦で天野、佐藤を先発起用したところにその兆しが出ていたのかもしれないが、それでもこれまでの傾向からすればギャンブルと言える采配だ。一方、週末には前年王者の広島戦を控えていたこと、一方で、一部選手のコンディションが万全ではないという報道もあったことから、選手に無理をさせないという意味で石橋を叩いたのかもしれない。だとしたら、実に樋口監督らしいのだが。

 

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がしかし、ギャンブルは裏目に出る。厳しいプレスと速攻に完全に後手に回り、ミスから先制点を献上。端戸などはここまでで一番いい出来に見えたし、選手個々も悪くないように見えたが、いかんせんチームとしての機能せず攻守ともに精彩を欠く。試合前は、マルキと藤田の関係性だけで1点ぐらいなら取れてしまうのではないかとも思っていたのだがそれは甘かった。マルキも久々の試合出場で試合に入れていない印象だ。

 

そしてツートップの布陣のまま、ボランチの位置に中村投入で後半がスタート。僕はココが一番納得いってないのだが、そこは後ほど。

 

中村投入で一転攻勢に転ずるF・マリノス。が、堅い守備を崩せず攻めあぐねる。特に大宮CBは高さも強さもあって、どうしてもそこを越えられない。さらに、残り30分というところで齋藤を投入。その突破力に期待がかかったが、最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

 

スタッズを見ると、シュート数は16:7で倍以上。コーナーキック10、また2度ほどあった直接FKと数字では圧倒しているが、見ていた印象では攻めても攻めても勝てない以前のマリノスといった印象。これまでの、決めるべき所を決めて勝ってきたマリノスとは正反対だ。

 

ここまで、地道に積み重ね勝てるチームを作りつつある樋口監督だが、この試合に関しては欲張り過ぎた感は否めない。もちろん、キャンプの時点からツートップ戦術をチームに組み込むことにこだわっていたことは知っているし、出場機会の少ない選手が経験を積めたという意義はあっただろう。が、それならば、なぜ後半頭から故障を抱えた中村俊輔だったのか? これはやはり結果を求めたのだろう。がそれでも中途半端だ。勝ちにいったのなら、FWの選手と中村を変えて基本形のワントップの方がより明確だったはずだ。どうしてもツートップを成功させたいという思いがあって、結果的に二兎を追うことになったのではないだろうか。きっと監督には、今後のプランがあってこのタイミングで色々試すというギャンブルに打って出たのだと思う。僕としては、それならば、1試合を捨てる覚悟で最後まで若手選手たちに任せてもらいたかったという思いが強い。

 

多分つまらない試合では無かったんだと思う。チャンスも楽しいプレーもたくさんあった。普段見ない選手を使ってほしいというサポの需要にも応えていた。僕もこの光景を見なければ、きっと「それほど悪くなかったじゃん」みたいな感じで飲んで寝ちゃってただろう。が、「下向くな!前向け!」「がんばれ!」という声援にスタンドを見ること無く去っていった7番の後ろ姿を見ちゃうとね。選手たちはプロだから当然結果を出しにいく。特にベテラン勢が休んだ昨日の試合は、俺が中心になってやってやるという気持ちが強かったんだろう。

 

メンバーを落としてのカップ戦だしチームへのダメージはさほど無いだろうが、しかし選手は勝つためにやっている。ならば、監督やサポが勝ちにこだわらなくてどうすんだよと思うのだよ。


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ヴァンフォーレ甲府VS横浜F・マリノス [ヤマザキナビスコカップ]

ニッパツ三ツ沢球技場での快勝から中2日、トリコロールは桜のほころびぶ小瀬に乗り込んだ。出場停止のマルキーニョスに変わり出場する藤田。そして復活の天野。今季初スタメンの2人にも期待がかかる。春の陽気が心地良い一戦は、またもやF・マリノスの完勝となった。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-03-23

 

今更感が無くもないが、楽しかった小瀬である。京王線で高尾乗り換え、中央本線というルートで行ったのだが、車内にはマリサポの姿もちらほら。シャトルバスの一発目に乗っても、中銀スタジアムに着いたらカップ戦にも関わらず待機列は結構な長さだった。去年の天皇杯・熊谷あたりから感じてはいたんだけど、結構盛り上がってないか? 遠征熱。

 


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さて試合内容だが、正直ほとんど寝ないで山梨中銀スタジアムに乗り込んだうえ、桜を見ながら待機列で一杯などとやっていたので、もうクラクラでございました。なので、書くほど覚えていない! なんかもう、試合内容関係なく楽しいという。実際、終始マリノスが支配する展開でハイになってるし、中町のビューティフルなヘッドが決まった後は緊張感無くしちゃってという。例えていうと、〝寝ないでゲームやっててハイになってるうち、信じられないハイスコアが出てた〟的な楽しさに自分がしちゃったゲーム。イカンね、ちゃんと見たらそれは面白いゲームだったと思うんだ。こういうもったいない見方をしたことに若干反省しております。

 

 

うん、でも天野が復活して良かった。序盤は感覚が戻らないのか長いパスに目測を誤ったりなどあったが、後半はアジャストできていたうえ、相変わらずクロスの精度はチームNo.1。膠着したゲーム展開で、これは大きな武器になる。一方、ファビオはこの試合でも安定。藤田は得点こそ無かったものの、トップで収めて裁くうまさを見せてくれた。FC東京戦はキミにかかっているよ! そして、兵藤、中町と中盤の2枚が得点したこと。彼らがコンスタントに取れるようになれば、課題の得点力も改善するに違いない。正直、怖いぐらいいい話ばかりだ。

 

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若干気になる点があるとすれば、ここまで公式戦5試合でシュートが2桁に届かない試合が2試合あるなど、シュートが少ない印象。これまではバカスカ撃つが入らないというチームだったのに、これはどんな変化だろう?

 

さてさて、甲府のお話はこれぐらいで。アディオス!


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横浜F・マリノスVS川崎フロンターレ [ヤマザキナビスコカップ]

ついにヤマザキナビスコカップが開幕。昨年は開幕からの不調で半ば早々に諦めざる得なかったタイトルだが、今年はリーグ3連勝をもってカップ戦の戦いへと突入だ。対戦相手は、開幕から調子が上がらないとはいえ気合いが入らないわけが無いお隣・川崎。今季初のニッパツ三ツ沢球技場には、期待感で胸をパンパンにしたトリコロールで溢れかえっていた。

 

●試合データ

http://pc.f-marinos.com/match/data/2013-03-20

 

もう時間が経てしまったので、甲府戦とまとめちゃおうかと思ったのだが「カップ戦軽視だ!」「ベストで臨め!!」と怒られてもアレなので、簡単に川崎戦を。

 

前日から自由席完売と伝えられていちゃので早く行かねばとも思っていたのだが、開門1時間半前でも待機列は通常のナビ杯と比べても2割増ぐらいの印象。大変結構。列で一杯やっていたところ、ウグイス嬢が川崎のスタメン読みの練習(湘南戦で怒られたしね)をしていたのだが、田中ナントカ選手の名前が読めずこちらも大変結構!! なのであった。

 

試合だが、この日は代表選出の栗原が欠場。ファビオの初スタメンに注目が集まる。一方、川崎も中村憲剛が欠場。14番抜きの川崎には負けられないやね。

 

さてさて、キックオフ。試合は終始マリノスペースで進む。注目のファビオも、開始早々ボールタッチがあったが、相手のプレスを軽やかにかわしてのパス出しに場内も沸く。得点こそ奪えないが、失点する気配はまるで無い。

 

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そして後半、川崎は早くもカードを切り、森谷を投入。かわっさーサポお待ちかねの大ブーイングが鳴り響く。が、ペースは変わらずマリノス。しかし、なかなか得点は生まれない。小林からのアーリー気味の放り込みに、セットプレー残りのファビが合わせあわやというのがあったが、これは川崎GK・西部がファインセーブ。ファビオはセットプレーでもいけるか? がしかし、得点が入らない。残り時間も少なくなり、悪い流れの時ならスタンドの空気もイラつきそうだが、連勝の余裕かトリコロールは自信に満ちている。そしてその直後、先制点が生まれる。右サイドに位置した俊輔がスローインを受けると、立ち塞がる相手2枚をあざ笑うようにクロス。ピョンと飛んだマルキーニョスが見事にネットを揺らす。OH! マルキーニョス!! スタンドは祭り状態だ…。が、主審の家本氏が、そんなマルキに2枚目のカードを提示し、この日の主役がピッチからいなくなってしまった。祭りのOH! マルキーニョス!! が抗議のOH! マルキーニョス!! になってしまったのだが、実は主審の判定はこれで正解。僕も、シャツをかぶったらOUTということを知らず、ついつい大声を出してしまったが、すまん家本。不勉強だった。

 

これを決勝点に、危なげなく試合終了。試合終了後も、OH! マルキーニョス!! だったわけだが、甲府でこれを出来ないのはつくづく残念だ。が、マリノスはさい先良くカップ戦の初戦で勝ち点3を手にしたわけである。

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最後に、快勝で大変気分が良かったうえにちょっといいなと思ったことを一つ。この日のお隣サポは、気合い入りまくりだったのか、マリノスくん登場でトラメガピーピー鳴らすぐらいのヒートっぷり。行儀は良くないけど、僕はそういうのを待っていたよ。そっちの方が全然楽しいもの。「まぁ、お下品」なんて眉をしかめる人がいるかもしれないけど、受けて立つ方もそれぐらい許す度量があっていいと思うし、要はスタジアムの外に持ち出さなきゃいいだけの話なんだから。観る方、踊る方もプロレス出来なきゃつまんないよ。まあ、大変結構! てことで。


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